日本のゴルフ


日本は長い歴史と文化を持っている国である。しかし日本古来(独自)と思われているものでも、大抵はそのルーツを大陸に見る事が出来る。それは日本人の祖先が大陸から渡って来た人だったり、往来の中で伝えられ、アレンジされて、現代に至った。一つ例を上げれば「日本人の心」なんて言われてる演歌は、もともと韓国のメロディで、それに日本語を乗せてるだけだ(知ってました?)。
昔から日本人は何かを取り入れ、日本流にアレンジするのが得意なようだ。現代では、それが加工貿易として日本経済は発展した。

それはそれとして、日本人は変えてはいけないところまで変えてしまうから困ったものだ。
例えば野球、ある大リーガーが「日本には”ヤキュウ”という”ベース・ボール”に似たスポーツがある」と言っていた。毎年、多くの外国人選手が日本プロ野球に入ってくるが、まずとまどうのがス トライク・ゾーンの違いである。それにボールの大きさ。アメリカに行った伊良部は、ルールの違いからボークを沢山取られてしまった(伊良部の場合は、その前にあの態度をなんとかして欲しいものですが…)。
最も基本であるルールまで日本人は勝手に変えてしまうんですね。
ゴルフでは、記憶に新しいところで、日本のトップ・プロの行いをG.ノーマンから「ルールは一つでなければならない」なんてコメントされる始末。いったい日本はどうなってるんでしょうか?

「ゴルフは紳士淑女のスポーツだ。子供のする事じゃない」なんて言う人がいるが、この人達は、タイガー・ウッズや球聖ボビー・ジョーンズの事をどう思っているのだろうか? タイガー・ウッズは英才教育だったにしても、ボビー・ジョーンズは自伝に記載してあるが、私達が子供の頃経験した草野球と同じ遊びとしてゴルフをしていたのである。本当は野球が好きだったが、メンバーが揃わなかったからゴルフをして遊んでいたというのだ。
ゴルフで重んじられるルール・マナーは子供にでも教育すれば出来ない事ではない。逆に(先日、日本アマが放映されていたが)学生のゴルフ部の連中の方が厳しく教育を受け、大人よりよっぽど良い ゴルファーとさえ思える。
何かと勘違いしてるんじゃないのかなぁ。若しくはVIPにでもなったつもりなんでしょうか? まぁ、何千万や億もする会員権を持ってる人はVIPなんでしょうけどね。

日本でゴルフが出来る子供というのは、金持ちのボンボン位でしょう(最近は子供達のために、いろいろ行われているみたいですが)。サラリーマンでさえ(だから?)小遣いを工面して、月一のゴルフを心待ちにしている程だ。
子供の頃からゴルフをスポーツとして興味を持つ事は、親でもやってない限り稀であろう(アメリカではタイガー・ウッズのお陰で子供のゴルフ人口が増えたそうですね)。普通は野球やサッカー等に目が行くものだし運動神経に優れた子供達は、メジャーなスポーツに夢中になっていく。日本でゴルフをやれる環境にあり、なおかつ運動神経に優れた若者である可能性は極めて低いのではないだろうか...だから尾崎将司(プロ野球)や岡本綾子(ソフトボール)の様に、際立った運動神経の持ち主がゴルフを始めて2年ほどでプロになり、超一流になってしまうのだ。底辺が狭すぎるのである。
他のプロ・スポーツ選手でゴルフが上手い人が多いのは、やはり運動神経の問題で、プロになるほどの運動能力を持った人間は、何をしても、そこそここなしてしまう。

まぁ日本の場合は、やっと国体の種目にゴルフが加わるくらいだから、スポーツとしては認識されてなかったのかもしれませんね。その国体でも、いろいろ規定があるみたいですから、全米オープンのようにHC2以下であれば、誰でも地区予選に出る資格があるという事とは違いがありますね。
私に話をしてくれた人は「凄く保守的な世界」と言われてました。

日本のプロゴルフ界は悲しい事に、アメリカで賞金ランキング100位くらいのプロが、帰国するといきなり二週連続優勝し、日本で100勝もしているプロが海外で良い成績を残せないというのが現 実だ。
それもこれもゴルフを金儲けの道具にしてしまった連中のせいだ。クラブハウスに何10億もかけて、コースは接待用。以前に比べれば安くなったとはいえ、世界中探しても日本よりプレー代が高い国なんてないだろう。

結局、何が言いたいかというと「日本のゴルフは金がかかり過ぎる。もっと安くしろー」という貧乏人のヒガミなのでした。

「だったらもっと仕事して稼げ」って事でしょうか(爆)。

おわり